※2023年10月25日:コアアップデート完了後に解析しました。調査結果はこちらの記事を御覧ください。
10月6日、突如コア・アルゴリズムアップデートがロールアウトしました。
私も含めて多くの方が驚いたのではないでしょうか。たった2ヶ月前の8月にコアアルゴリズムアップデートが行われたばかりで、次のコアアルゴリズムアップデートはもう数ヶ月後と思われていたらかです。
今までのGoogleのアルゴリズムアップデートは、3ヶ月に1回程度のペースで行われていました。ところが今年は8月から10月の短期間に、なんと4回ものアップデートが実施されました。これは異例の量と頻度と言えます。
▼2023年のアルゴリズムアップデート
- 2月:製品レビューアップデート
- 3月:コアアルゴリズムアップデート
- 4月:レビューアップデート
- 8月:コアアルゴリズムアップデート
- 9月:ヘルプフルコンテンツアップデート
- 10月:スパムアップデート
- 10月:コアアルゴリズムアップデート
10月6日の新アップデートは始まったものの、大変動は見られず
【更新】本情報は10月9日時点のものです。10月10日に変動が発生しています。
10月6日から新しいアルゴリズムアップデートが開始されましたが、検索結果全体としては大きな変動はまだ起きていません。
ただし、サイト単位では動きが出始めているケースが散見されます。
とある企業の公式サイトは、10月6日のコアアルゴリズムアップデート以降、想定アクセス数が1割程増加しています。
また、別のコンテンツサイトでは、10月のコアアルゴリズムアップデートがロールアウトされて以降、アクセス数の減少が見られました。
また、サイトによっては多数の重要キーワードの順位が±1~2位の範囲で動いている所もあるようです。
順位レンジ(例えば 「1位~5位内」という範囲)の獲得キーワード数は、コアアルゴリズムアップデート後もさほど変化していないものの、いままで不動だった重要キーワードの順位が1位→2位に下落しており、大きくアクセス数や売上に影響を与えているケースもあるようです。
以上のように、検索結果全体ではさほど大きな変動は検知されていませんが、サイト単位では順位上昇や下落が見られているようです。
いずれにせよ、検索変動の度合いはまだ小さい印象です。
10月のコアアップデートの意図とは
短期集中的なアップデートの動向から、何らかの方針や決定の変化があったのではないかと私は推測しています。(※根拠はありません)
もしかしたら、8月のアルゴリズムアップデートの結果が思わしくなく、急遽修正を図ったのではないのかと想定されます。
そして、今回の10月6日のコア・アップデートは、8月のコアアップデートのパッチ的な位置付けだったのかもしれません。(※あくまでも私の予想です)
いずれにしても、何らかの事情による急なアップデートの可能性も考えられます。しかし、外からは推測するしかありませんので、その真相は不明です。
10月アップデートの影響は限定的
さて、この10月6日のコア・アルゴリズムアップデートは一体何が変更されたのでしょうか?
アップデートから数日経過した今となっては、新たに評価される要因が何なのか特定するのは難しい状況です。影響が現れるのはもう少し時間が必要でしょう。
また、直近2ヶ月間で大きなアルゴリズムアップデートが計4回も行われている事から、どのアルゴリズムが影響して順位が上昇/下落したのか正確に算定するのが難しい状況です。
以上から、状況を注視し、ある程度の時間が経過してアップデートの影響が固まってから、要因分析を行うのが適切だと私は考えています。
おわりに
今回の10月のアルゴリズムアップデートは予想外のタイミングでしたが、まだ検索全体に対する大きな影響は出ていないようです。今後の展開に引き続き注視していきたいと思います。
Googleのアルゴリズムは常に進化を続けています。私も最新の動向を捉え、皆さまにお伝えしていければと考えています。
※この文章は、YouTube動画をAIで書き起こし、要約したものです。