Google検索で上位表示を目指すためにSEOでやるべきこと

【目指せ1位】Google検索で上位表示を目指すためにSEOでやるべきこと

「Google検索で上位表示されない!」と悩んでいませんか?

たしかに、ネットで「検索順位を上げる方法」と検索してみると膨大な情報がヒットするため、何から手を付けてよいのか迷ってしまうのも当然かもしれません。

そこで今回は、上位化を指している方へ向けて、最低限、講じておきたいSEO対策について解説します。

Google検索の基礎知識

Googleで上位表示を目指すには、まず検索システムの基礎について理解しておく必要があります。

ここでは、WebサイトのSEO担当者が最低限、知っておくべき2つの項目について取り上げてみました。

▼Google検索の基礎
  • 検索エンジンのシェア率
  • 検索順位が決定するまでのプロセス

それぞれ解説します。

検索エンジンのシェア率

そもそも、なぜ「SEOの成功=Googleでの上位表示」と認識されているのか、その根拠となっているのが下記の調査結果です。

▼検索エンジンのシェア率(日本国内)

全体モバイルデスクトップ
Google76.98%80.69%72.31%
Yahoo!14.43%17.77%10.07%
bing7.51%0.47%16.54%
DuckDuckGo0.34%0.31%0.37%
CocCoc0.32%0.4%0.18%
引用:statcounter(2023年2月)

日本国内で最も多くのユーザーに使われている検索エンジンは、全体・モバイル・デスクトップすべてにおいてGoogleがダントツの第1位。しかも、Googleの検索エンジンシステムを採用しているYahoo!がシャア率2位にランクインしています。

つまり、Google検索で上位化できれば、自動的にYahoo!でも上位化する確率が高く、より多くのユーザーに見てもらえる確率がアップするのです。

検索順位が決定するまでのプロセス

Googleはコンテンツに対してランキング付けを行い、ユーザーにとって最も有益だと判断したコンテンツを上位に表示させています。まずは、ランキングが決定するまでのプロセスについて見てみましょう。

▼検索順位が決定するまでのプロセス
  1. クロール:クローラーがネット上にあるサイトを巡回し、情報を集める
  2. インデックス:クローラーが集めた情報を、データベースに登録する
  3. ランキング:アルゴリズムによって評価基準を満たしているか判断し、順位づけする

クローラー(Googlebot:グーグル・ボット)とは、「巡回プログラム」のことです。一般的には検索エンジンと呼ばれており、インターネット上で公開されている情報を収集・保管する作業を担っています。

一方、アルゴリズムとは、Googleが定めた評価基準を元にコンテンツを精査する「識別プログラム」のようなモノ。ランキング付けには200以上ものアルゴリズムが用いられており、メインとなる評価基準は「Webサイトがユーザーファーストになっているかどうか」です。

Googleはどうやって検索順位を決めている?

Googleは、どのコンテンツを上位に表示させるべきか、または下位に表示させるべきかを判断する際、200以上ものアルゴリズムを用いてランキング付けを行っています。つまり、アルゴリズムの数だけ異なる評価基準が設けられているのです。

細分化された200以上もの評価基準すべてを満たすのは、AIでも使わない限り不可能と言えます。そこでここでは、検索結果で上位化するために、最低限SEO担当者が知っておくべき3つのポイントについて取り上げてみました。

▼検索順位が決まるポイント
  • ユーザーファーストが大前提
  • Google検索エンジン最適化スターターガイドに記載のある項目を遵守する
  • Googleの最新ランキングシステム一覧(2022年11月)を把握する

それぞれ解説します。

ユーザーファーストが大前提

結論から言うと、何より優先すべきはGoogleが最も重視している「ユーザーファースト」です。Googleは「高品質コンテンツ=ユーザーファースト」と位置付けており、下記すべての条件を満たしておく必要があります。

▼ユーザーファーストの条件
  • 「最新」かつ「ファクト情報」が提供されているか
  • ユーザーが知りたい「答え」が書かれているか
  • ユーザーの「悩み」が解決できるか
  • ユーザーが理解しやすい「構成」になっているか
  • ユーザーにとって「扱いやすいサイト構造」になっているか

一方、ユーザーファーストが疎かになっている場合は、たとえクロール頻度が高く、素早くインデックス登録されたとしても上位化する確率は下がってしまうでしょう。

なお、ユーザーファーストの必須要素であるE-E-A-T(旧E-A-T)については、後述する「上位化の方法」の章で詳しく解説します。

Google検索エンジン最適化スターターガイドに記載のある項目を遵守する

検索順位の決定要素の基本となっているのが、Google検索セントラル上で一般公開されている「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」です。たとえば、下記のようにWebサイトやコンテンツを作る際の禁止事項がピックアップされており、これとは別に「ランキングの降格や削除につながる可能性のあるその他の行為」も公開されています。

▼ユーザーファーストの条件
  • クローキング
  • 誘導ページ
  • ハッキングされたコンテンツ
  • 隠しテキストと隠しリンク
  • キーワードの乱用
  • リンクスパム
  • 機械生成トラフィック
  • マルウェアや悪意のある動作
  • 誤解を招く機能
  • 無断で複製されたコンテンツ
  • 不正なリダイレクト
  • スパム行為のある自動生成コンテンツ
  • 内容の薄いアフィリエイト ページ
  • ユーザー生成スパム

なお、SEO初心者の方にはイラスト付きで解説されているPDF版「Google検索エンジン最適化スターターガイド」の方がおすすめです。

Googleの最新ランキングシステム一覧(2022年11月)を把握する

Googleは、検索順位を決定する際に用いるアルゴリズムの内、主要19種類を一般公開しました。

▼Googleのランキングシステム一覧

ランキングシステム概要
BERTAI システムであり、単語の組み合わせによって多様な意味や意図がどのように表現されるかを理解できるようにするもの
災害情報システム個人の危機的状況、自然災害、その他の広範囲に及ぶ危機的状況など、あらゆる危機発生時に有用でタイムリーな情報を提供する
重複排除システム最も関連性の高い結果のみが表示され、有益性の低い重複内容が除去される
完全一致ドメインシステムコンテンツをホストするドメイン名が、特定の検索語句と完全一致することを意図して付けられている場合、完全一致ドメイン システムはそのドメインのコンテンツを過度に評価しない
フレッシュネスシステム「検索クエリにふさわしい鮮度」を評価する
ヘルプフルコンテンツシステム検索エンジンのトラフィックを集めることを主な目的として作成されたコンテンツではなく、人間が人間のために作成された、独自性の高い有益なコンテンツが検索結果で表示されるようにする
リンク分析システムとPageRankページ間の相互リンクを理解し、ページの内容と、検索クエリに対して最も有益な情報を提供するのはどのページかを判断
ローカルニュースシステム「トップニュース」や「ローカル ニュース」などの機能を通じて、関連性の高い地域のニュース情報を特定して表示する
MUM(マルチタスクユニファイドモデル)言語の理解と生成の両方を実行できる AI システム
ニューラルマッチング検索クエリやページで表現されるコンセプトを理解して、それらを相互に関連付けるために Google が使用する AI システム
オリジナルコンテンツシステム独自のレポートなど、独自性の高いコンテンツが単にそれを引用したものよりも検索結果で目立つよう上位に表示されるようにする
削除ベースの降格システム特定のサイトに関連する削除通知が大量に処理されている場合はその状況もシグナルとして使用し、検索結果の改善に役立てます。
ページエクスペリエンスシステム読み込みが速いか、モバイル フレンドリーか、煩わしいインタースティシャルがないか、安全な手法で提供されているかなど、さまざまな基準でページを評価
パッセージランキングシステムウェブページの個々のセクション(パッセージ)を特定して、ページが検索にどの程度関連しているかをよりよく理解するために使用する AI システム
商品レビューシステム質の高い商品レビュー、洞察に富んだ分析と独自の調査を提供し、そのトピックのことをよく知る専門家や愛好家によって書かれたコンテンツを高く評価する
RankBrain単語がコンセプトにどのように関連しているかを理解するための AI システム
信頼性できる情報システム可能な限り最も信頼性の高い情報が表示される
サイト多様性システム検索結果の上位に同じサイトからウェブページが 2 つ以上表示されないようにして、1 つのサイトが上位の結果を独占しないようにする
スパム検出システムスパム検出システムスパムポリシーに違反するコンテンツや行為に対処する
引用:Google 検索ランキング システムのご紹介

Google検索で上位表示させる方法ベスト5

ネット上で「上位化の方法」と検索すると、膨大な情報がヒットします。

「何から始めたらよいのかわからない…」「種類が多すぎて選べない!」という方は、上位化に欠かせない下記5つの方法を優先してください。

▼上位化の方法ベスト5
  • 検索ニーズを満たすコンテンツ作り
  • E-E-A-T(旧E-A-T)の順守
  • ユーザーの利便性を考慮する
  • インデックスの促進
  • 認知度アップ

それぞれ解説します。

上位化の方法①:検索ニーズを満たすコンテンツ作り

結論から言うと、Google検索で上位表示させるために最も注力すべきなのは、「検索ニーズを満たすコンテンツ作り」です。具体的な対策として、下記4点が挙げられます。

▼検索ニーズを満たすコンテンツ作りの方法
  • Needs Metを意識する
  • キーワード選定も重要
  • よい記事は構成案で決まる
  • 定期的にリライトを行う

Needs Metを意識する

他のSEO対策が完璧だったとしても、コンテンツの内容がお粗末であれば上位表示はされません。中でも重要なのが、Needs Met(ニーズメット)です。

Needs Met(ニーズメット)とは、「満たされたニーズ」と日本語で直訳される通り、ユーザーが求めている「答え」が「的確かつわかりやすく」提供できているかどうかを判断する評価基準を指しています。

そのため、ユーザーの悩みを的確に把握し、わかりやすく答えを提供できているコンテンツが評価されやすくなるのです。

また、特筆すべきはGoogleが検索品質評価ガイドライン上で、とくにモバイルユーザーの満足度に言及しているという点でしょう。

つまり、Webサイトの操作性や画像の表示速度なども、評価の対象に含まれているのです。

キーワード選定も重要

キーワード選定は、コンテンツ作りの「要」となる作業です。検索順位で上位化を目指すには、下記3つのポイントを踏まえてキーワード選定を行いましょう。

▼キーワード選定の必須ポイント
  1. 自社商品、サービスへ関連のあるKWを選ぶ
  2. ターゲットユーザーの検索意図を把握して選ぶ
  3. 検索結果の調査を行って選ぶ

初心者がキーワード選定を行う際、最大の難関となるのが2番の「ターゲットユーザーの検索意図の把握」でしょう。とはいえ、ユーザーニーズが突き止められなければ、Needs Metの質は向上しません。そこでオススメしたいのが、「検索クエリタイプ」の調査を通して「ユーザーの検索意図」と「適切な回答法」を探る方法です。

検索クエリとは、ユーザーが検索する際に入力するキーワードを指しおり、下記4つのタイプに分けられます。

KWの一例望ましい対応
Knowクエリ・○○とは・○○効果・名詞テキストや画像を使って、疑問や悩みに回答する
Goクエリ・地名・建物・指名検索(サイト名など)アクセス方法や、指名検索へのナビ情報を提供する
Doクエリ・○○の方法・○○の作り方・○○の手順テキストに加え、イラストの図解や動画を使ってHowtoを回答する
Buyクエリ・商品やサービス名・料金比較・レビュー・○○ホテルの空室状況画像や動画のビジュアル情報、申し込みまでの流れ、口コミ情報、安全性などの情報を提供する

よい記事は構成案で決まる

「コンテンツの良し悪しは文章しだい!」と思われがちですが、むしろより力を入れるべきは「構成案」の方です。たしかに、巧みな表現力が豊かな文章は読みやすく、離脱率も低いでしょう。

しかし、どんなに文章がうまくても構成の質が低ければコンテンツを読んでも、ユーザーは探している答えを見つけられない可能性があります。その点、優れた構成案に沿って作られたコンテンツは、目次または見出しを見ただけで答えまで最短距離で辿り着けるのです。

定期的にリライトを行う

Googleは、長期間にわたって更新していない記事を低品質コンテンツと見なす傾向があります。なぜなら、ユーザーは常に最新の情報を求めているからです。キーワード毎の検索順位を定期的に確認し、ランクダウンしているようならリライトを行いましょう。

ただし、リライトのタイミングは検索順位の状況によって異なります。また、コンテンツをWeb上にアップしてもすぐに順位がつくわけではないため、少なくとも半年ほどは経過観察した方がよいでしょう。

▼リライトのタイミング例
  • 順位が少しずつ上昇している:リライトせずに見守る
  • 公開当初は上位だったが、半年して下位に下落した:古い情報を更新、または新たな情報を追記する
  • 公開から半年経っても1度も20位以内に入らない:見出しから大幅にリライトする

上位化の方法②:E-E-A-T(旧E-A-T)の順守

ユーザーファーストに重きを置くGoogleは、読み手がフェイクニュースによって被害を負わないよう、E-E-A-T(旧E-A-T)を順守した「根拠を伴うファクト情報」を検索上位に表示します。とくに、YMYLジャンル(幸福や安全に大きな影響を与える金融・健康・法律などのジャンル)を扱っている場合、E-E-A-Tが守られていなければ上位表示は望めません。

以前は文字数が大ければ上位表示されるケースもありましたが、現在では「量」より「質」が重視されているのです。

E-E-A-T(ダブルイーエーティー)は下記の4項目に分かれており、すべて「信頼できる情報かどうか」を査定する要素で構成されています。

▼E-E-A-Tの内訳
  • Experience(経験)対策
  • Expertise(専門性)対策
  • Authoritativeness(権威性)対策
  • Trust(信頼性)対策

なお、Googleが2022年12月に「検索品質評価ガイドライン (General Guidelines)」を更新した際、名称が「E-A-T」から「E-E-A-T」へと変更されています。

Experience(経験)対策

名称変更に伴い、新たに追加されたのが「Experience」です。コンテンツを執筆したライター本人、またはWebサイトの運営者が実際に「体験」「経験」した事柄を、脚色なしに伝える必要があります。

▼上位表示につながるExperienceの一例
  • 商品やサービスを使った経験
  • 場所に行った経験
  • イベントに参加した経験
  • 報酬を得た経験
  • 失敗談
  • 結果が向上した経験

など

なお、BtoB(企業間のビジネス)は導入事例を、BtoC(企業と一般消費者のビジネス)はお客様の口コミを掲載するのがコツです。

Expertise(専門性)対策

Expertise(専門性)とは、扱っているトピックについて、いかに深く理解しているかが問われる項目です。最も望ましいのは有資格者による執筆ですが、下記の対策によってプロ以外でも上位に表示されています。

▼上位表示につながるExpertiseの一例
  • Webサイト全体が、1つのテーマで統一されている
  • 業界の第一人者ならではの意見が含まれている
  • 公的サイトがファクト元として明記されている
  • 専門情報が網羅されている
  • 最新の情報に更新されている

Authoritativeness(権威性)対策

Authoritativeness(権威性)で重要なのは、情報の発信者が第三者から「信頼に足る情報源」だと認知されているかどうかです。公的機関のサイトはもちろん、医師や弁護士なども高い権威性が認められています。

有資格者に執筆または監修を依頼できない場合でも、多くの一般ユーザーから支持されているなら、ある程度の権威性は認めてもらえるでしょう。もしくは、公的機関のWebサイト、または運営者の許可を取って引用させてもらうのも1つの方法です。

▼上位表示につながるAuthoritativenessの一例
  • 国や地方自治体の公式サイト
  • 弁護士が運営している法律相談ブログ
  • 医師が運営している医療サイト
  • ケアマネージャーが運営している介護施設の紹介サイト
  • 保育士が執筆している子育てサイト
  • 100万人が登録している動画サイト
  • 100万人がフォローしているSNS

Trust(信頼性)対策

Trust(信頼性)とは、「コンテンツに記載されている内容」と「情報の発信者」両方に対し、正確性・信憑性・安全性を評価する項目です。

注目すべきは、改定されたGoogle検索品質評価ガイドライン上で、4項目の中で最も重要なのは「Trust」だと明記されている点でしょう。つまり、前述した経験・専門性・権威性の3項目は、Trust(信頼性)を裏付ける要素と言えるのです。

▼上位表示につながるTrustの一例
  • コピペが一切なく、すべての文章がオリジナル
  • 専門家しか知り得ない数値データが裏付けになっている
  • プロならではの意見や見解が述べられている
  • 公的機関など、ファクト元が明記されている
  • HTTPS化されている
  • 運営者やライターのプロフィール、企業情報が明記されている
  • お問い合わせ、よくある質問などサポートが充実している

上位化の方法③:ユーザーの利便性を考慮する

ユーザーにとって使いにくい、または知りたい情報がなかなか見つけられないWebサイトは、どんなにコンテンツに記載されている情報が有益でも、上位表示されにくいのが実情です。

そこでここからは、ユーザーの利便性を向上させる方法についてご紹介します。

▼ユーザーの利便性を考慮したサイト作り
  • UI・UX対策
  • ユーザビリティの向上

それぞれ解説します。

UI・UX対策

まずは、UIとUXの違いを押さえておきましょう。

▼UIとUXの違い
  • UI(ユーザーインターフェース):Webサイトやページの見た目、使いやすさ
  • UX(ユーザーエクスペリエンス):Webサイトやページを利用した際に得た、体験の質

UIとUX両方に対するGoogleの指標を「ページエクスペリエンス」と言い、下記4つの要素で構成されています。Google検索で上位化するには、下記すべての品質を考慮しなければなりません。

▼ページエクスペリエンスの構成要素
  • コアウェブバイタル:読み込み速度、ユーザーのアクションに対する応答性、視覚的安定性
  • モバイルフレンドリー:画面サイズが小さいスマホやタブレットでも快適に閲覧・操作できる仕様
  • HTTPSセキュリティ:個人情報を守るための暗号化技術
  • 煩わしいインタースティシャルがない:ユーザーが不快感を抱くほどの広告表示を抑制

なお、導入当初はセーフブラウジングも含まれていましたが、2023年4月現在では除外されています。

ユーザビリティの向上

ユーザーがコンテンツを閲覧する際、ストレスを感じるようではGoogle検索で上位表示は望めません。まずは、下記の項目すべてにおいて、適切かどうかチェックしてみましょう。

▼ユーザビリティの改善策
  • テキストの行間や字間は適切か
  • 端末ごとに適切なフォントサイズになっているか
  • ページの表示速度は遅くないか
  • パンくずリストや固定ナビは設置されているか
  • サイトの階層が深すぎないか
  • 異なるデバイスでも、正しく表示されるか

上位化の方法④:インデックスの促進

ここまで、主に対ユーザーのSEO対策について解説してきましたが、そもそもインデックスされなければ検索結果に表示すらされません。「検索エンジン対策は低品質コンテンツと判断されるのでは?」と誤解される方も多いでしょうが、インデックスの促進は正当な手法として認められており、むしろGoogleも推奨しています。

▼インデックスを促進する主な方法
  • ページ内SEO
  • クローラビリティの改善

それぞれ解説します。

ページ内SEO

上位化する方法として意外と見落としがちなのが、ページ内のSEO対策です。たとえ書かれている情報がユーザーにとって有益であっても、下記のようなページ内SEOが疎かであれば、Googleの検索エンジンにとっては「理解しにくいコンテンツ」として扱われてしまいます。

▼ページ内のSEO対策
  • タイトルタグの最適化
  • 見出しタグの最適化
  • meta descriptionの最適化
  • 内部リンクを過不足なく追加する
  • 画像にalt属性を追加する
  • ページを構造化データでマークアップする

これらの対策を行い、ユーザーだけでなく、検索エンジンにもわかりやすいコンテンツを作ることが大切です。

クローラビリティの改善

クローラビリティの改善も、上位化の基本です。ポイントは、Googleの検索エンジンに対して自サイトの構造やコンテンツの中身が理解しやすくなっているかどうか。具体的には下記のようなSEO対策が有効です。

▼クローラビリティを改善する方法
  • Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストする
  • XMLサイトマップ作成する
  • URL構造の見直し(できるだけシンプルにする)
  • サイト内に多ページの内部リンクを設置
  • パンくずリスト、固定ナビゲーションの設定
  • 低品質なページに対するインデックス制御
  • 画像・CSS・JavaSriptを取捨選択し、ファイルサイズを減らす

上位化の方法⑤:認知度アップ

知名度が高くなるほど、Googleの検索結果で上位表示される確率は高くなります。とくに検索ボリュームが多いビッグキーワードほど、その傾向は顕著です。

▼知名度をアップさせる方法
  • 被リンクを増やす
  • リスティング広告を出稿する
  • SNSを活用する

それぞれ解説します。

被リンクを増やす

明確なランキングシグナルと言えば、何と言っても被リンクの多さでしょう。加えて、良質な被リンクが増えれば、他サイト経由で知名度がアップする一石二鳥の効果が期待できます。

ここで注意したいのは、自然に獲得したナチュラルリンク、つまりGoogleが認めている正攻法で得た被リンクにしか上位化の効果はない、という点です。Googleはリンクの売買などを明確に禁止しています。ガイドラインに違反している場合はスパムとしてペナルティが課され、最悪の場合は検索結果から除外されてしまう可能性もあるため注意しましょう。

リスティング広告を出稿する

リスティング広告の最大のメリットは、短期間で知名度を上げる効果が高いという点でしょう。ある程度の費用はかかるものの、自サイトのページが検索結果で最も人目を引く上部に表示される効果は絶大です。

ただし、リスティング広告の出稿には下記のようなデメリットもあるため、「他の方法では効果がなかった…」「どうしても自然検索で上位化できない!」という場合の選択肢として検討してみましょう。

▼リスティング広告のデメリット
  • 短期的な効果はあるが、持続性は低い
  • コンバージョンにつながるとは限らない
  • 大々的に宣伝するには、高額な費用が発生する

SNSを活用する

今の時代、認知度アップにSNSは欠かせません。とくに若い世代が興味をもつジャンルを扱っているWebサイトでは、必ずと言ってよいほどTwitterやInstagramが活用されています。特定の分野で人気のインスタグラマーやYouTuberなどを採用するのもおすすめです。

ただし、SNSごとに世代・利用されやすい時間帯など、アクティブユーザーの傾向に違いがあるため、ターゲットユーザーに合わせて使い分ける必要があります。

検索結果の調査・改善に役立つツール3選

ここからは、検索結果の調査・改善に役立つツールについてご紹介します

おすすめのツールは以下の3つです。

  • keywordmap
  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール

それぞれ紹介します。

keywordmap

keywordmap

出典:https://keywordmap.jp/

最初にご紹介するのは、マーケティング全般に役立つ便利ツールとして定評があるkeywordmap(キーワードマップ)です。とくに「どのキーワードを採用すべきかわからない…」「競合ページに比べて何が劣っているのか知りたい!」という悩みを持っている方にとって、導入を検討してみる価値は十分にあるでしょう。

▼keywordmapでわかること
  • 自サイト内で、検索流入の多い記事がわかる
  • 競合サイト内で、検索流入の多い記事がわかる
  • 上位表示されている他社ページでは扱っているが、自ページでは扱っていない共起語の洗い出し
  • 競合の広告戦略が推測できる

keywordmapを利用する

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

出典:https://analytics.google.com/analytics/web/provision/?hl=ja#/provision

2つ目にご紹介するのは、無料のWebサイト分析ツールとしてダントツのシェアを誇る「Googleアナリティクス」です。Webサイトの運営に携わっていて、なおかつ上位表示を目指している方にとっての基本ツールと言ってよいでしょう。

▼Googleアナリティクスでわかること
  • セッション数
  • ページビュー数
  • 直帰率・離脱率
  • 流入経路
  • 新規ユーザーかリピーターか
  • 閲覧しているデバイス

Googleアナリティクスを利用する

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール

出典:https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

3つ目にご紹介するGoogleサーチコンソールも、無料で使える分析ツールとして多くのSEO担当者に愛用されています。ただし、検索順位を調べるには、Googleアナリティクスと紐づける必要があるので注意が必要です。

▼Googleサーチコンソールでわかること
  • Google検索の順位
  • Google検索での表示回数
  • Google検索からのクリック数
  • Google検索でのクリック率
  • Google検索からの流入キーワード

Googleサーチコンソールを利用する

Google検索で順位が上位にこない主な原因

最後に、Google検索で順位が上がらない主な原因についてご紹介します。下記の内1つでも該当する場合は、Googleから「上位表示させる価値のないページ」と見なされている可能性が高いので確認しておきましょう。

▼上位化されない原因例
  • ガイドラインに違反している
  • 質よりも量を優先している
  • ユーザーの検索意図に対し、明確な「答え」を提供していない
  • 年単位で更新していない
  • 被リンク不足で知名度が低い
  • サイト構造が複雑で、クローラーに認識されにくい
  • 競合性が高すぎるなど、キーワード選定が適切ではない
  • ペルソナが定まっていない
  • 検索アルゴリズムの変化に対応できていない

なお、初めて公開したコンテンツが安定的に上位表示されるまでには、少なくとも数か月はかかると言われています。ある程度ドメインパワーが強く、競合性の低いキーワードであれば公開直後に上位化できるケースもありますが、稀なケースだと思っておいた方がよいでしょう。

そのため、最短でも公開から上位化までに半年ほどはかかると思って対策を進めることが大切です。

まとめ

今回は、Googleの検索結果で上位表示させる方法について解説してきました。そもそも、SEOは何か1つの対策を完璧に講じれば成功するというモノではありません。複数の要因によって順位が決まっている以上、SEO対策も合わせ技で行う必要があります。「上位化されない理由がわからない」「競合サイトと遜色ないはずなのに」と悩んでいる方は、ぜひ本記事でご紹介した基本的な対策を参考にしてみてください。