検索ボリュームはキーワード選定に活用できる?調べ方から活用方法、調査ツールを紹介!

キーワード選定に必須の要素は?と聞かれると、多くの方が検索ボリュームと答えるでしょう。とはいえ、せっかく調べた検索ボリュームをキーワード選定に活かしきれていない方も多いようです。

そこで今回は、検索ボリュームをどのようにキーワード選定に活かすべきか、徹底解説していきます。調査に使えるツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

検索ボリュームの基本

なぜ「検索ボリューム=キーワード選定に必須」と言われているのでしょうか?この点を理解するために、まずは検索ボリュームの基本について解説していきます。

検索ボリュームとは?

検索ボリュームとは、Google・Yahoo!・YouTubeなどの検索エンジンで、「特定のキーワードが検索された回数」を示す数値です。ただし、検索ボリュームは常に変動しますので、一般的には「月間検索ボリューム」を元にキーワードを選定します。

注目すべきは、この検索ボリュームには「トレンドの傾向」や「上位表示の難易度」といった、キーワード選定に役立つさまざまなヒントが含まれている、という点でしょう。問題は、検索ボリュームから読み取ったヒントをコンテンツ制作に活かせるかどうか。

そこで本記事では、検索ボリュームを活用してキーワード選定の精度をあげるノウハウについて解説していきます。

検索ボリュームの目安

一般的に、キーワードは検索ボリュームによって大きく下記の3種類に分けられています。

呼称月間平均検索ボリュームの目安
ビッグキーワード10,000回以上
ミドルキーワード1,000〜10,000回
ロングテールキーワード/スモールキーワード100〜1,000回

ただし、上記の検索ボリュームはあくまで目安です。ビッグキーワードなどの呼称についても、正式に定義づけられているわけではありせん。そのため、ロングテールキーワードをニッチキーワードと呼んでいる人もいます。

検索ボリュームと上位表示の難易度

結論から言うと、より多く検索されているキーワードを選べばよいという訳ではありません。

流入アクセスの見込み競合性上位化の難易度
ビッグキーワード上位化できれば、大量のアクセスが見込める高い高い
ミドルキーワード上位化できれば、一定数のアクセスが見込める中間中間
ロングテールキーワード上位化できても、多くのアクセスは見込めない低い低い

たしかに、検索ボリュームが多いビッグキーワードで上位化できれば、より多くのアクセスが獲得できるでしょう。しかし、ライバルが多い分だけ難易度は高めです。一方、検索ボリュームが100にも満たないロングテールキーワードは上位化しやすい反面、多くのアクセスは見込めません。

また、検索ボリュームが小さいロングテールキーワードでも、直接商品購入やサービス契約に結びつきやすいキーワードの場合、競合性が高くなることがあります。そのため、検索ボリュームだけの情報では、上位化の難易度は見極められません。

そこで、しっかりとキーワードごとに難易度を調べたいという場合は、下記でご紹介する「キーワード難易度分析ツール」を活用するのも1つの方法です。

キーワード難易度分析ツール

キーワード難易度分析ツール
出展:SEO研究チャンネル キーワード難易度分析

こちらの無料ツールは、調べたいキーワードを入力するだけで難易度が一目で分かるパーセンテージで表示されるのが魅力。検索ボリュームはもちろん、「上位サイト規模」やGoogleのガイドラインを元に独自で数値化した「E-A-T度数」などを、まとめて把握できます。

▼結果画面のサンプル

キーワード難易度分析ツールの結果画面
出展:SEO研究チャンネル キーワード難易度分析

理想的な検索ボリュームとは?

結論から言うと、どのキーワードを選ぶべきかを検索ボリュームだけで判断することはできません。最も理想的なのは、下記のすべてを満たしているキーワードです。

▼理想的なキーワードの条件
  1. 検索ボリューム数が多い
  2. 競合性が低い
  3. タイミング的に季節の影響を受けない
  4. サイト内の階層に適している
  5. 自サイトの成長段階にマッチしている

まずは検索ボリュームが多いビッグキーワードの中から、競合性の低いキーワードを探してみましょう。その後は同じ要領でミドルキーワード、ロングテールキーワードの順に進めていきます。

なお、3~5番については詳しく後述していますので、ぜひ参考にしてください。

検索ボリュームが多いキーワードの特徴

検索ボリュームが多いキーワードには、5つの共通点があります。

▼検索ボリュームが多いキーワードの特徴
  1. 検索結果で上位化できれば、多くのアクセスが見込める
  2. 競合サイトが多い
  3. 上位表示の難易度が高い
  4. ユーザーの検索意図が広範なので、コンバージョンに繋がりにくい
  5. 1つのコンテンツだけでは上位化するのは難しい

1~3番については「検索ボリュームと上位表示の難易度」で解説した通りです。ここで注目すべきは、共通の問題点が影響している4番と5番でしょう。

そもそも、検索ボリュームが多いビッグキーワードは、幅広い目的で使われるケースがほとんどです。たとえば、「ダイエット」というビッグキーワードを検索するユーザーが求めている答えは、部分痩せ・リバウンド・自宅で使える機器などさまざまであると予測できます。

たった1つのダイエット記事だけですべての検索ユーザーの疑問・悩みに対応するのは、現実的とは言えません。しかも、記載する項目が多い分だけ内容が薄くなってしまいがちなので、コンバージョンに繋がる確率は非常に低いのです。

検索ボリュームが10万以上のビッグキーワードを扱う場合は、同じテーマで複数のコンテンツを作成するべきでしょう。さらに、サイト全体の評価を底上げするために、被リンク獲得などのSEO対策も同時進行で行う必要があります。

検索ボリュームが少ないキーワードの特徴

一方、検索ボリュームが少ないロングテールキーワードにも下記の共通点があります。

▼検索ボリュームが少ないキーワードの特徴
  • 「バイク 買取 ○○市」などの、複合キーワードが多い
  • 検索結果で上位表示されても、多くのアクセスは期待できない
  • 競合サイトが少ない
  • 上位表示の難易度が低い
  • 単一キーワードよりも、コンバージョンに繋がりやすい

上記の通り、検索ボリュームが1,000回未満のロングテールキーワードの方が、ビッグキーワードよりもはるかに有利なのがわかります。中には、「そもそも検索されないのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょうが、それは誤解です。

一定の検索ボリュームがある状態で競合サイトが少ないので、むしろ狙い目ともいえます。さらに、複合キーワードで作成した記事はペルソナが絞られるため、高いコンバージョン率が期待できます。

検索ボリュームは季節やトレンドで変動する

まず大選定として、月間平均検索ボリュームは常に一定ではありません。なかでも、検索ボリュームが大きく変動する要因として挙げられるのが、「季節要因」と「トピックの話題性」です。

季節要因には一定のパターンがあるため、あらかじめ変動を想定できます。また、季節要因の影響を受けるキーワードの検索ボリュームは、特定の月だけ突出して急増する傾向が見られるのが特徴です。たとえば、確定申告に関するキーワードの検索ボリュームは1~3月に急増し、4月以降は極端に減ります。

一方、犯罪に関連するニュースや芸能人のゴシップなどは、トピックの話題性を事前に予測することは難しいでしょう。しかし、タバコの値上げやインボイスといった事前告知されるトピックであれば、十分に対応できます。

これらからもわかるとおり、検索ボリュームが一時的に高くなる季節系のキーワードや、トレンドキーワードを狙ってコンテンツなどを作成することで、多くの流入獲得を目指せるのです。

検索エンジン別!検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームの調べ方は、対象となる検索エンジンの種類によって多少の違いがあります。中には、複数の検索エンジンで調べられるツールもありますが、ここでは基本的な調べ方についてご紹介しましょう。

Google検索の場合

キーワードプランナー
出典:キーワードプランナー

Google検索の検索ボリュームを調査するツールとして、最もポピュラーなのがキーワードプランナー(旧:Googleアドワーズ)です。月間平均検索ボリュームだけでなく、競合性や関連キーワード候補にも対応しています。

▼検索ボリュームの調べ方

1.キーワードプランナーにアクセスし、「キーワードプランナーに移動」をクリック

キーワードプランナーに移動

2.Googleアカウントにログインする

Googleアカウントにログイン

3.「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック

検索のボリュームと予測のデータを確認する

4.調べたいキーワードを入力し、「開始する」をクリック

調べたいキーワードを入力し、「開始する」

ただし、本来はGoogle広告を出している有料登録者向けのサービスなので、無料で使用する際は検索ボリュームが1~10万といったアバウトな数値しか表示されません。詳しい使い方については、下記の記事にて画像付きで解説しております。

Googleのキーワードプランナーとは?使用方法やキーワードの選び方を解説

YouTube

YouTube
出展:Keyword Tool

検索ボリュームは、YouTubeのSEO対策にとっても重要な要素です。同じキーワードでもGoogle検索とは結果が異なるため、YouTubeに対応しているツールを使いましょう。

たとえば、上記のKeyword Tool であれば、簡単4ステップでサジェストキーワードの検索ボリュームもまとめて一覧表示されるので、非常に便利です。

▼検索ボリュームの調べ方

1.Keyword Toolにアクセス

2.メニューから、赤枠で囲ってある「YouTube」を選択

「YouTube」を選択

3.検索窓に調べたいキーワードを入力し、検索マークをクリック

検索窓に調べたいキーワードを入力し、検索マークをクリック

なお、GoogleはYouTubeにおける重要なランキング要素として、「検索キーワードに対する関連性の高さ」を筆頭にあげています。

検索結果に動画が表示されるランキングは、どのように決まるのですか?

Google の検索エンジンと同様に、YouTube 検索でもキーワード検索への関連性が最も高い結果が表示されます。動画のランキングは、次の要因によって決まります。

  • タイトル、説明、動画のコンテンツが視聴者の検索にどれだけ一致するか。
  • 検索から特に多くのエンゲージメントが引き出された動画はどれか。

注: 検索結果は、特定の検索で最も多く視聴された動画のリストではないことに留意してください。

引用:YouTube ヘルプ

Amazon

Amazon
出展:Keyword Tool

ECサイトの運営や、Amazonアソシエイトの活用をされている方にとっても、検索ボリューム調査は欠かせません。どんなに記事の内容が優れていても、注目されていない商品を販売しても、売り上げアップは望めないからです。

検索ボリュームを調査するポイントは、必ずAmazon対応のツールで調べること。YouTubeの章でご紹介したKeyword Toolなら、下記の手順でユーザーニーズが検索ボリュームとして表示される仕組みになっています。

▼検索ボリュームの調べ方

1.Keyword Toolにアクセス

2.メニューから、赤枠で囲ってある「Amazon 」を選択

「Amazon 」を選択

3.検索窓に調べたいキーワードを入力し、検索マークをクリックする

検索窓に調べたいキーワードを入力し、検索マークをクリック

とくに、ここ数年はオンラインショッピングの普及が進んでいます。どのジャンルの商品が売れ筋なのかが分かれば、コンバージョン率の高いコンテンツを作成することも可能です。

検索ボリュームを活かしキーワードを選定する手順

ここでは、検索ボリュームを元にキーワードを選定する手順について解説していきます。

▼キーワードを選定する手順
  1. メインキーワードを決める
  2. 関連キーワードを抽出する
  3. 検索意図別にキーワードを分類・集計する
  4. サイトの階層や成長段階とマッチングさせる

1.メインキーワードを決める

最初のステップは、コンテンツの要となるメインキーワードの選定です。ポイントは、詳しい人のみが知っているような専門用語ではなく、誰もが日常的に使っているポピュラーな単語を選ぶこと。いくつか例を挙げてみたので、参考にしてください。

NG例OK例
個人番号マイナンバー
適格請求書等保存方式インボイス/インボイス制度
外国為替証拠金取引FX
非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度NISA
ポリメラーゼ連鎖反応PCR検査
‎日本国旅券 パスポート
検索エンジン最適化SEO
アプリケーションソフトウェアアプリ

②関連キーワードの抽出(検索ボリューム・競合性)

2つ目のステップは、関連キーワードの抽出です。何かを検索する時、ほとんどのユーザーは単一のキーワードではなく、複数の単語を組み合わせて入力します。そのため、メインキーワードと一緒に入力される可能性が高い、関連キーワードを調べておく必要があるのです。

たとえば、メインキーワードを「副業」にした場合の関連キーワードには、下記のような種類があります。また、関連キーワードごとの検索ボリュームと競合性についても調べておきましょう。

キーワード検索ボリューム競合性
副業165,000
副業 おすすめ90,500
副業 在宅74,000
副業 バレない22,200
副業確定申告22,200
副業スマホ8,100
副業とは5,400
副業 税金5,400
副業アプリ4,400
副業ランキング4,400
副業安全3,600
副業詐欺2,900
副業年末調整2,400

③検索意図別にキーワードを分類・集計する

つづいて、なぜ抽出した関連キーワードが調べられているのか、ユーザーの検索意図を推測してみましょう。たとえば、前章で洗い出した関連キーワードを分類すると、主に3種類の検索意図に分けられます。

▼検索意図の分類
  • 副業を探している(どのような副業あるのか知りたい)
  • 副業の危険性が知りたい(安全にできる副業が知りたい)
  • 副業の税金対策が知りたい(会社に知られたくない)

次に、検索意図ごとに検索キーワードを分類します。その際、1つの関連キーワードが複数の検索意図に当てはまる場合もあるでしょう。なお、分類できない単発の関連キーワードは除外してもかまいません。

▼副業を探している(どのような副業あるのか知りたい)

キーワード検索ボリューム競合性
副業とは5,400
副業 おすすめ90,500
副業 在宅74,000
副業スマホ8,100
副業アプリ4,400
副業ランキング4,400
合 計186,800

▼副業の危険性が知りたい(安全にできる副業が知りたい)

キーワード検索ボリューム競合性
副業安全3,600
副業詐欺2,900
合 計6,500

▼副業の税金対策が知りたい(会社に知られたくない)

キーワード検索ボリューム競合性
副業確定申告22,200
副業 バレない22,200
副業 税金5,400
副業年末調整2,400
合 計52,200

検索意図ごとに検索ボリュームを集計した結果は下記の通りです。

検索意図検索ボリューム競合性
副業を探している(どのような副業あるのか知りたい)186,800 高3/中3/低1
副業の危険性が知りたい(安全にできる副業が知りたい)6,500 中2
副業の税金対策が知りたい(会社に知られたくない)52,200 中1/低3

④サイトの階層や成長段階とマッチングさせる

最後に、前述した「サイトの階層」および「サイト育成段階」に適した条件に沿ってキーワードを選定します。

▼サイトの階層に適した条件
  • 個別記事ページ:ロングテールキーワードやミドルキーワード
  • トップページ/カテゴリーページ:ビッグキーワード
▼サイト成長段階に適した条件
  • 立ち上げ初期:検索Vol50〜500回程度/3語(テールワード)
  • 育成段階:検索Vol500~3,000程度/2~3語(スモール~ミドルワード)
  • 成長段階:検索Vol5,000~/1または2語(ビッグワード)

たとえば、「副業を探している(どのような副業あるのか知りたい)」という検索意図ではビッグキーワードの上級レベルが多いため、発展期のトップページやカテゴリーページ以外には不向きです。

これに対し、「副業の税金対策が知りたい(会社に知られたくない)」という検索意図にもビッグキーワードが含まれているものの、競合性は低め。検索ボリュームの条件には当てはまっていないものの、成長期であれば個別記事でも上位化を目指せる可能性があります。

検索ボリューム調査ツール5選!調べ方を画像で解説

最後に、おすすめの検索ボリュームを調査できるツールを紹介します。調べ方の手順もあわせて解説していきますので、ぜひ参考にして下さい。

▼おすすめの検索ボリューム調査ツール
  • Googleキーワードプランナー
  • GetKeyword
  • Keywordmap
  • ubersuggest
  • ラッコキーワード

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー
出展:Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、月間平均検索ボリューム・関連キーワード・競合性・地域やデバイス別の傾向など、多角的に調査できるのが魅力です。Google広告アカウントの無料登録を済ませている方なら、4ステップで使えます。

1.キーワードプランナーにアクセスし、「キーワードプランナーに移動」をクリック

キーワードプランナーに移動

2.Googleアカウントにログインする

Googleアカウントにログイン

3.「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック

検索のボリュームと予測のデータを確認する

4.調べたいキーワードを入力し、「開始する」をクリック

調べたいキーワードを入力し、「開始する」をクリック

調査後の結果画面は下記となります。

キーワードプランナーの結果画面

なお、「Googleキーワードプランナーの便利機能が知りたい!」という方は、下記の記事をご一読ください。

Googleのキーワードプランナーとは?使用方法やキーワードの選び方を解説 キーワードプランナーの便利な使い方3選

GetKeyword

GetKeyword
出展:GetKeyword

GetKeywordは、検索ボリューム・関連キーワード・検索数の推移・競合性のすべてを、まとめて調査したい方におすすめのツールです。CPC(クリック単価)も表示されるので、広告の費用対効果を調べるためにも役立ちます。

もちろん、調査結果はクリップボードにコピーも可能です。無料トライアルも用意されていますので、下記の手順に沿ってお試し下さい。

1.GetKeywordにアクセス

2.キーワードとパスワードを入力して検索

キーワードとパスワードを入力

調査結果画面は下記となります。

GetKeywordの結果画面

【PR】Keywordmap

Keywordmap
出展:Keywordmap

Keywordmapの最大の特徴といえば、競合分析が最短2分で完了するという点でしょう。

そのため、「競合分析に時間をかけたくない!」という方におすすめなのがKeywordmapです。インストールやWebサイト連携をしなくても、世界最大級の日本語ビッグデータを活用した検索ボリューム調査が可能。

もちろん、調査結果の項目も充実しています。こちらも無料トライアルが利用できますので、下記の手順を参考に、利用してみてください。なお、SNSマーケティングにご興味がある方には、TwitterやInstagramと連携できるKeywordmapSNSもおすすめです。

1.Keywordmapにアクセス

2.TOPページ右上のログインをクリック

TOPページ右上のログインをクリック

3.IDとパスワードを入力してログイン

IDとパスワードを入力してログイン

4.検索方法・キーワード・検索ボリュームの絞り込む情報などを入力し、「検索」をクリック

検索方法・キーワード・検索ボリュームの絞り込む情報などを入力し、「検索」をクリック

調査結果画面は下記となります。

Keywordmapの結果画面

ubersuggest

ubersuggest
出展:ubersuggest

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、検索ボリューム・上位化難易度・平均CPCなどがまとめて調査できる海外製の有料ツールです。検索ボリュームなどキーワードに関する調査以外にも、ドメインパワーや被リンクの調査にも活用できます。ただし、無料版として使用する場合は、1日3回までの調査と、上限が設けられているので注意が必要です。

1.Ubersuggestにアクセス

2.画面右上にある「ログイン」をクリックし、ログインする

画面右上にある「ログイン」

3.左のメニューにある「キーワードリサーチ」をクリックし、開かれたメニュー内にある「キーワード候補」をクリックする

キーワード候補

4.検索窓に調べたいキーワードを入力し、「検索」をクリック

検索窓に調べたいキーワードを入力し、「検索」

調査結果画面は下記のとおりです。

ubersuggestの結果画面

ラッコキーワード

ラッコキーワード
出展:ラッコキーワード

ラッコキーワードは、Google・Bing・YouTubeといったさまざまな検索エンジンで、サジェストキーワードを調査できる有料ツールです。関連Q&A・共起語・見出しなどを一括で取得できるので、ユーザーニーズの把握に役立ちます。

残念ながら検索ボリュームを取得できるのが有料版のみになっており、無料版の場合はキーワードプランナーなどと併用するなどの工夫が必要です。ここでは、有料会員だけに提供されている、サジェストプラス機能を使って検索ボリュームを調べる手順をご紹介します。

1.ラッコキーワードにアクセス

2.右上のログインボタンをクリック

右上のログインボタン

3.メールアドレスとパスワードを入力してログイン

メールアドレスとパスワードを入力してログイン

4.トップページの検索窓の右側から、「サジェストプラス」を選択

トップページの検索窓の右側から、「サジェストプラス」

5.キーワードを入力して、エンターまたは検索ボタンをクリック

調査結果画面は下記のとおりです。

まとめ

検索ボリューム調査は、キーワード選定に欠かせないプロセスです。中には思いつくまま書きたいテーマを採用している方もいるようですが、ユーザーニーズが伴わない記事で成果をあげるのは至難の業といえます。もちろん、ビッグキーワードばかりを選択していても、大手サイトに対抗するのは難しいでしょう。

だからこそ、キーワード選定は検索ボリュームを指標にするのが効果的。選定するときは、必ず検索ボリュームを精査したうえで、自サイトの成長フェーズと照らし合わせて決定するのがセオリーです。